認知症診断助成制度の流れ
認知症は、加齢に応じて多くの方がなり得る病気です。
認知症には様々な疾患があり、それぞれの症状に応じ、その後の生活に備えるためには、早期受診が大切です。
認知症の不安のある方は、ぜひ一度検診を受けましょう。
対象者 |
65歳以上の市民 |
---|---|
検診の内容 |
認知症の疑いの有無を診ます |
01 第1段階/認知機能検診
- 地域の医療機関で、医師が認知症の疑いが「ある」か「ない」かを診ます
- 第1段階の実施医療機関に受診券を持参し受診してください(要電話予約)
下記のいずれかの方法で、①氏名(漢字、カナ)②性別 ③生年月日 ④住所 ⑤電話番号 をご連絡ください。
後日、無料の受診券を郵送します。
神戸市総合コールセンター
TEL:0570–083330(年中無休9:00~21:00)
申込書を送付ください。
神戸市行政事務センター 神戸モデル 診断助成の係 宛
郵送:〒650-8526
神戸市中央区伊藤町111 神戸商工中金ビル4F
FAX:078-381-6675
認知症の疑い「あり」の場合
認知機能精密検査(第2段階)の受診をご案内します。
(紹介状をご用意します)
※認知症新薬(レカネマブ)の投与希望があり、医師の診察の結果、認知症新薬の適用可能性があると判断された方にも認知機能精密検査(第2段階)の受診をご案内する場合があります。
認知症の疑い「なし」の場合
認知機能は歳とともに変化することがあります。1年後に、再度<第1段階>認知機能検診を受診することをおすすめします
認知症の疑い「あり」の場合
認知機能精密検査(第2段階)の受診をおすすめします(紹介状をご用意します)
認知症の疑い「なし」の場合
認知機能は歳とともに変化することがあります。1年後に、再度<第1段階>認知機能検診を受診することをおすすめします
※認知症新薬(レカネマブ)の投与希望があり、医師の診察の結果、認知症新薬の適用可能性があると判断された方にも認知機能精密検査(第2段階)の受診をご案内する場合があります。
認知症の疑い「あり」の場合
02 第2段階/認知機能精密検査
- 専門の医療機関で、認知症かどうかと、軽度認知障害(MCI)も含めて、病名の診断を行います。
- 第2段階の実施医療機関で受診してください(要電話予約)
- 検査結果にかかわらず、保険診療の自己負担分を全額助成します。
※保険診療の自己負担分をいったん医療機関へ支払い⇒後日返金(要申請)
認知症と診断された場合
事故救済制度の対象になります
MCIと診断された場合
半年後の経過観察についても助成対象になります
認知症でないと診断された場合
1年後に、再度<第1段階>認知機能検診を受診することをおすすめします
認知症と診断された場合
事故救済制度の対象になります
MCIと診断された場合
半年後の経過観察についても助成対象になります
認知症でないと診断された場合
1年後に、再度認知機能検診(第1段階)を受診受診することをおすすめします
認知症と診断された場合
03 認知症事故救済制度の利用
認知症新薬「レカネマブ」の投与を希望される方へ
まずは受診券を申込みのうえ、第1段階を受診してください。
第1段階では、認知症の疑いの有無を判断するとともに、症状が比較的軽く、問診や医師の診察によりレカネマブが適用される可能性があると判断された方にも、第2段階を受診いただける仕組みとしています。
第2段階では、レカネマブの投与対象かどうかの診断を含む、認知症の診断に係る検査費用を全額助成します。
※診断後の治療費(レカネマブの薬代等)は、助成の対象外です。
※レカネマブについての詳しい情報は、厚生労働省のホームページをご確認ください。
厚生労働省「2)レカネマブ(レケンビⓇ点滴静注)について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508_00005.html