認知症の人にやさしいまち神戸モデルとは
神戸市では、65歳以上の市民を対象に早期受診を支援する「認知症診断助成制度」と、認知症の方が外出時などで事故に遭われた場合に救済する「認知症事故救済制度」を組み合わせて実施しています。
認知症診断助成制度
認知症は、加齢に応じて多くの方がなり得る病気です。認知症には様々な疾患があり、それぞれの症状に応じ、その後の生活に備えるためには、早期受診が大切です。
- 早期受診を支援
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65歳以上の市民の方は、自己負担ゼロで医療機関における2段階方式の認知症診断が受診できます。
※受診する年度内に65歳になる64歳の市民の方も対象です。
認知症事故救済制度
無料で受けられる4つの安心
認知症の方が事故に遭われた場合に支援を受けられる制度です。
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01 賠償責任保険保険料は市が負担! 最高2億円の賠償責任保険への加入
認知症と診断後、事前登録された方の保険料を市が負担します。
認知症と診断された方(ご家族が監督責任を負った場合も含みます)が事故で損害賠償責任を負った場合、最高2億円を支給します。
※自動車事故は対象外 -
02 コールセンター 24時間365日対応
24時間365日対応のコールセンターが、事故がおこった際、迅速に相談に応じます。
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03 GPS かけつけサービス※一部有料
事故を未然に防止するため、日常生活を見守り、非常時のかけつけ(捜索)サービスを含むGPS(衛星利用測位システム)の導入費用を負担します。
※月額利用料金は別途発生します -
04 見舞金 最高3,000万円※全市民対象
認知症の方が起こした火災や傷害などの事故に遭われた方に対し、見舞金(給付金)を支給します。認知症と診断された方だけでなく、全市民が対象。